在職中の方へ

トップページで、申し上げました通り、残業代の問題は単なる金銭の問題ではなく命と健康の問題ですので、残業代の請求は自分と同僚の命と健康のためにも躊躇するべきではありません。

ただし、実際問題として、残業代の請求を行えば、会社から様々な嫌がらせを受ける可能性も否定できません。退職済みの方や既に退職を決意されている場合は別ですが、今後も会社に勤め続けたいと考えておられるのであれば、慎重な考慮が必要なことは否定できません。

私は、引き続き在職を希望される方の場合はまず労働組合に加入し(できれば同僚の方と一緒に)て労働組合を通じて残業代の交渉をして、それでもだめだった場合に弁護士に依頼して法的手段を取ることをお勧めしています。なぜなら、シフトの減少、配転などは一般的には会社の裁量の範囲となり滅多に違法になりませんが、労働組合活動を理由とした不利益な配転などの差別は全て違法になるため、会社としても組合員には簡単には手を出せなくなります。そのため、まずは組合に加入し団体交渉を行うことをお勧めします。また、同僚の方と一緒に組合に加入すれば、会社も嫌がらせの対象が分散されます。