弁護士の選び方・弁護士紹介

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1 弁護士の選び方

このページをご覧になった方は、既に複数のホームページをご覧になって、どの弁護士に依頼すればいいのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

この点、最近複数の弁護士が似たようなブログ記事をアップして、賛同の意見が多数あがり、ちょっとした業界内での話題になりました。

例えば、刑事事件で実績を残されている小口弁護士のブログ

破産管財事件などを取り扱う小川弁護士のブログ

個人的には、良い弁護士を選ぶのは、一番の方法は同業者である弁護士の紹介だと思うのですが、一人も弁護士の知り合いがいない方が弁護士に弁護士を紹介してくれと言うのは非現実的です。しかし、失敗しないためのポイントをあげるとすれば以下の通りと考えています。

  1. あまり大々的に広告を打っている事務所は積極的にはおすすめできない、特に脈絡のない複数の分野で広告を打っており、その中に債務整理分野が入っている事務所はおすすめできない
  2. 特定の分野の勉強会や弁護士会の委員会に所属している弁護士は比較的勉強している可能性が高い
  3. 取り扱い事件が専門誌等に取り上げられていること
  4. 当該分野について、専門家を対象とした講演や執筆を行っていること

 

2 弁護士増田崇の紹介

さて、ではページの管理者はどうなのかという話になりますので、私自身の弁護士歴について、少しお話しします。

私は、元々現在の社会が公正な競争の前提が満たされていない社会的な弱者のために頑張りたいと思い、社会運動等にも関わっていきたいと考えていました。特に、障がい者の問題にはいつかはかかわろうとの思いで弁護士になりました。しかし、最初から、そのような活動に全力投球しないで、いろいろな社会の側面を見てからでも遅くはないと思い、様々な分野の事件を広く取り扱う中規模の事務所に当初就職しました。

最初に就職した事務所はいわゆる左翼的な事務所ではなかったのですが、たまたま1件だけ所属事務所の事件として労働事件をやり、解雇に絡む法律論として非常に興味深い事件を経験し、やっぱり労働問題をやっていきたいとの思いを強めました。そのような中で、弁護士2年目で、たまたまご縁があり、過労で精神疾患を発症し自殺されてしまう案件を引き受けました。これまで取り扱ったことのない事件でしたので、これを機に過労死事件を取り扱う弁護士の集団である過労死弁護団に加入しました。その中で活動する中で、次第に興味関心の対象も広がっていき、労働弁護団やブラック企業被害対策弁護団にも加入して活動するようになりました。また、障がい者関係についても労災で障害を負われた方の問題だけでなく、弁護士会の高齢者障がい者関係の委員会に所属し、成年後見事案を担当しただけでなく、大規模な虐待施設への弁護団事件を中心メンバーとして取り扱うなどしました(ただし、障がい者関係の取り組みについては諸事情から最近は若干手薄になっています。)。

というわけで、先ほどの条件を検討しますと、①私は複数のページこそ持っていますが、それなりに関連性のある分野ですし、大々的な広告を打っているわけではありません。②各種弁護団に所属して、労働分野の研鑽を続けています。③労働分野の専門誌で残業代の事件が取り上げられたこともあります(労働判例1087号56頁)。また、専門誌ではありませんが、取り扱った過労死事件がNHKのクローズアップ現代をはじめとして大きく報道されたこともあります。④また、弁護士を対象とした勉強会等で労働事件について講演する機会も複数回経験しています。

では、私が凄腕弁護士かというと、そんなおこがましいことをいう気は全くありません。私は労働事件を専門(労働事件しかやらないという意味ではありません。)とする弁護士の各種団体の中で一生懸命やっている若手から中堅の一人というところで、大御所でもなければ若手のエースだというつもりもありません。

とはいえ、このページをご覧になられた労働問題で悩まれている労働者が、(弁護士や労働組合等の紹介などではなく)一人でインターネットで弁護士を探して、同業者それも労働分野を中心的に取り扱う同業者の私から見て「あの先生なら私より経験も技術も全然上だから安心だ」という弁護士にたどりつく可能性は相当低いはずとは思います。